芸術作品

これがあの有名な彫刻作品、「宇宙の卵」だよ。
へぇ〜。ただの玉っころにしか見えないけどね。
わかってないなぁ。このシンプルさが抽象芸術ってもんなんだよ。
ふ〜ん。それより向こうに立ってるあのでっかい人はなんなわけ?
警備員だよ。この貴重な芸術作品を守っているんだよ。
でも目立ちすぎないか?
だから盗まれなくてすむんだよ。
僕に言わせりゃ彼のほうがよっぽどアートって感じするけどね。ちっとも動かないし、、。生きてんの?
そりゃ警備員だもの。
わかんないよ〜。試しに盗むふりしてみようか。
やめなよ。
あっ、なんか顔がマジになった気がする。やっぱこっちのほうが作品的におもしろいんじゃないの?今風だし。
だんだんそんな気がしてきた。

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2008.07.06.Sun
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予感

ここまで完全に水が無くなった事なかったよね。
そんな事よりこんなとこ入っちゃって大丈夫なわけ?早く出ようよ。
なんかこいつら微妙に振動してるみたいだな。
ねえ、聞いてんの?なんか得体の知れないものがやってきそうな悪い予感がするんだけど。早く逃げたほうがいいよ。
わかったよ。でもなんかもう遅いような気がするけど。

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2008.06.29.Sun
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招かざる訪問者

ねえ、どうすんのよこんなもん拾ってきて。
いや、なんかめずらしそうだったし。
でもこんななんだかわかんない生物飼うわけにはいかないでしょうに。
いや結構かわいいと思うんだけどねえ。せつない系も入っててペットに向いてるんじゃないのかな。
でもそういうのに限って情けをかけて人権なんか認めたりすると後から後からぞろぞろ出てきて僕たちを征服したりするんじゃないの。なんかのショートショートみたいに。
そんな事はないでしょ、さすがに。でも、じゃあ、冷凍保存とかしてみる?
わぁーっ、そんな事バレたらグリーンなんたらとかに攻撃されるよ。あいつらどこでも乗り込んで来るからなあ。元あったところに戻すのが一番だよ。
それなんだけど、これどっかから拾ってきたんじゃなくて、いきなりここに現れたんだよ。
ほんとなの。うわぁ〜ますますヤバいなあ。どこ持ってけばいいのよ。
でも、思うんだけど、一緒に暮らして愉快な仲間的な話のほうが絵柄的に合うんじゃないの。
絶対やだよ。
わかった。じゃあ僕たちがここからいなくなればいいんじゃないの。
あっ、それは名案だよ。善は急げ、さっそく出発しようよ。
そうしよう。でも確実に追ってくるだろうねグリーンなんたらは。
やっぱり?。

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2008.06.26.Thu
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2番目の自分

その高台には自分の分身である『2番目の自分』を見る事ができる機械がありました。
レバーをひくと空中に2番目の僕が現れました。
僕はたずねました。「2番目の僕くん、3番目の僕にも会いたいんだけど、どうしたらいいの?」
彼は答えました。「何言ってるの。君が3番目の僕じゃないか。」
「えっ、僕は3番目の僕なの? じゃあ本当の僕っていうか元々の僕はどこにいるの?」
彼は答えました。「本当の僕ってどういう意味なの? 1番目の僕だったらその辺ウロウロしてたけど」
「僕が聞きたいのはどれが本当の自分かって事なんだけど」
「言ってる事がさっぱりわかんないよ。っていうかそんな事考えてる時間があったら、こんな役に立たない機械をどうやったら撤去できるか考えてよ。君たちの面倒な自分探しに付き合わされて、いちいち呼び出されるこっちの身にもなってよ。」
「え〜っ、役に立たないって、それなりに意味がなかったらわざわざこんなもの作らないでしょ。」
「そうでもないでしょ。気まぐれって事もあるし。まあ誰が作ったにしろこの機械はとことん失敗作なんじゃないの。でかすぎて壊せないし。」
「うわ〜心の声ってそう言う事言うんだ。スピリチュアルな要素一切ないし。」
「またそれですか。もいいでしょ。じゃあね。今度はあなたの好きな来生まで呼び出さないでね〜、サヨナラ〜〜」

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2008.06.26.Thu
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日光浴

この人ず〜っと空を見てるけど何してんのかなぁ。
たぶん太陽光線を浴びてるんじゃないの。
え〜っそうなの〜?別にこの中じゃなくても光線は浴びれるでしょうに。
たぶん無菌室かなんかになってるんじゃないの、この星のバクテリアに対して免疫がないとかで。
へえ〜、それにしてもどうやって入ったのこの中に、どう見てもこの入り口は小さすぎるよ。
まあ入ったはいいが真空になっててビヨ〜ンと膨らんじゃったんじゃないのかなあ。
じゃあ呼吸できないじゃん。
だから光合成してんじゃん。
あっそうか。

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2008.06.26.Thu
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いい人

どうしても3発目の弾が見つからないんだってさぁ。
でもさあ、そんな自分を突き抜けた弾なんか探さないで撃った奴探したほうがいいと思うんだけど。
僕もそう言ったんだけど、なんか他人を攻撃するって事がよくわからないらしいんだ。だから敵っていうものも彼の頭の中には存在しないんだって。でも、自分の体を突き抜けたこの弾たちは遠いところから訪ねて来てくれた友達だと思ってるから、どうしても3個全部そろえて連れて帰りたいらしいんだ。
へえ、めずらしい人もいるもんだねぇ。でもほんとは家に弾をいっぱい貯め込んでて虎視眈々と反撃の機会を伺ってたりしてんじゃないの。
君もほんと疑り深いねえ。お里が知れるよ。それよりちょっと思うんだけど、こんなに探して見つからないってことは3発目はまだ彼の体の中に残ってるんじゃないかなぁ。
あぁ、あり得るね。でもそうだったら、いっその事ここにある2個ももう一度彼の中にぶち込んで、お友達と一心同体なんてのもいいんじゃないの。そう言ってみたら。
え〜、そんな事言えないよ。
そうだよねぇ。
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2008.06.22.Sun
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風の帰り道

満月の夜かれらはこの風穴を通って帰っていくんだ
ものすごく速いから見た事ある人はほんのちょっとだけど
というよりもものすごく小さいから見えないのかもしれない
でもおじいちゃんは竜のように大きくてびっくりするほど長かったって言ってたけど、、
ほんとのところはわからないけどね
ただかれらが通るとき強い風がおこってきれいな笛の音がこの星じゅうに鳴り響くんだ
とてもとても澄んだ音なんだ
だからかれらはただの風だっていう人もいるけど、、、
ウミホタルも集まってきたしもうちょっと待ってみるよ、眠いけどね
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2008.06.22.Sun
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裸の王様が待っているんだ

裸の王様が待っているんだ。
本当の友達とは誰がなんと言おうと
助けてあげること。
その男は王様に贈るための
真新しい衣装を山ほど積んでせっせと峠を越えていく。
ぼくは彼の幸せそうな姿を見たとき
本当は少し羨ましかったのです。
いそげ、いそげ、
裸の王様が待っているんだ。

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2008.06.16.Mon
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出会い(その1)

どこかでお目にかかってますよね?
いやはじめてだと思いますが。
あっ、これは失礼いたしました。
いいえ。それよりもう待ちくたびれましたよ。
えっ、でも今はじめて会ったとおっしゃいましたよね。
会うのが初めてなだけで、もうずっと待ってたんですよ。
えーっ、この僕を?いつからですか?
あれからです。
あれから?、、、ここでず〜っとですか?
はい。
ほんとですか?
ウソです。
はあ?
ちょっとウソをつきたくてここで待ってただけです。
じゃあ、やっぱり待ってたんですよね。
いいえ。
うわぁ〜変な星来ちゃったなあ。

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2008.06.16.Mon
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オダダ
ゾイコイ統括。ついつい遠いもの、なんだかわからないものに持っていかれがち。最近「老人力」と「無能の人」度がさらにアップ。ある意味臨界状態。よくタイ人に間違えられる。
psytoon.comでゆるいアニメーションもやってます
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